子どもの発想力を育むもの

お休み明けのお子様達から「プールいったよ!」「おじいちゃんおばあちゃんの所にいったの!」「水族館でねマンボウみたよ!こ~んな大きいの!」「私は〇〇ランドに5人でいったよ!」など、一人のお子様がお話を始めると次々と目をキラキラさせて報告が始まります。やはりご家族と過ごす時間はお子様達にとってかけがえのない楽しい時間であると共に、豊かな経験が出来る貴重な時間にもなることを改めて感じています。

2歳児4~5人

「なすとピーマンがとれました!」この夏何回目でしょうか?収穫したその日に塩もみにしたり、炒めたりと様々な方法で口にしてきたうさぎ組さん。「今度はどうやって食べようか?どうやって食べる?」と声にすると、「こうやって!」と手を口元にもっていき食べる動作を教えてくれるY君、「確かにそうだよね!」と微笑ましくお話していくと、次は「こうやって!」と包丁で切る動作を教えてくれたN君、「そうね切ってね!切ったらどうする?」「・・・・・」その他2~3人の子ども達が思い思いに頭の中では描いていそうですが言葉にはなりません。2歳児らしいやりとりと一生懸命に考える姿に成長を感じました。

5歳児Hちゃん

3歳児R君の治療の付き添いを頼まれ事務所に来ました。治療を終えて椅子から降りようとするR君に「手はここだよ!」「ここもってごらん」と自分で降りられるように教えてあげています。しっかりと足が床に着くまで見届け「でった~!」と喜ぶR君に「できたね」と共感、その後保育室に走って戻るR君の後ろからスピードを合わせて見守りながら戻ってくれました。まるで保育者のようです!

子ども達は日々の経験、人との関わりの中から自らの発想に繋がっていきます。豊かな経験、思いやりのある日常的なかかわりの大切さを改めて実感したお子様達の姿でした。

副園長 若山 望
(「櫻」おひさま 2023年9月号より抜粋)