「○○と」、「○○も」

子どもと先生、それから子ども同士が心をつなぐ、心を放つ、そのつながりになるキーワード、一番大切な言葉として、例えばダイチャンと、タッチャンに登場してもらうと、先生も一緒にダイチャンと遊ぶからね、ダイチャンと一緒ね、ダイチャンも一緒ねというように「○○も、先生も、ダイチャンも」それから「ダイチャンと、先生と、タッチャンと」というように「~も」の「も」という言葉と「~と」の「と」という言葉、それを保育の中でたくさん使ってください。(中略)会話の中で「も」と「と」をたくさん使うと心の共有を図る働きがある。一方で、「~は」と「は」を使うときには異なる、と著書の中で記している言語学者、幼児教育の専門家がおられます。

保育に限らず、家庭の中で、親子の会話、夫婦の会話、兄弟の会話の中でも「と」と「も」を使っていることが多いように感じます。

つまり「と」「も」とも(共)に、大切な思いを共有できていると自然と会話の中で使うことが多くなる2文字なのかも知れませんね。皆様はどのように思われますか。

「櫻」園長 若山 剛
(「櫻」つくしんぼ・そよかぜ 2023年3月号より抜粋)