先月は2学期がスタートしたものの猛暑が続き、引き続き暑さ対策を続けながらの保育展開を心がけていきました。中旬過ぎからは園庭で遊ぶ時間も長くなったり、エアコンを使用しないで過ごせる日もあり、ようやく園外保育や戸外での運動遊びを取り入れることが出来るようになりました。
お子様たちの日々の成長は身体のみならず心も成長しています。我が子の心の成長を実感、素敵なエピソードが届きましたので、お知らせしたいと思います。
1歳児 Hちゃん(連絡帳より)
昨日はHちゃんの成長を感じることがありました。お風呂に入るまでは毎度のこと時間がかかり大変ですが、入ったら入ったで遊びたくて「ふえ~ん!」と泣きます。しかし、「もっと遊びたかったね」「楽しかったよね」と共感すると気持ちも落ち着き「お風呂でる?」「うんっ!」とすぐに切り替え。「切り替えられてえらかったね!すごい(手拍子)!」とほめてあげると、満面の笑みで抱きついてきました。大人でも切り替えるのは難しい…でも頑張る子どもの姿にすごいなあ~。と感心でした。
1か月前あたりに「我が子が言うことを聞かない!共感してあげたい気持ちもあるが時間もないし…」と戸惑われていたHちゃんのご両親。連絡帳内での相談後、まずは子の思いに共感、そして親の思いも伝えていきながら親子で気持ちの受け入れ合いを重ねながら温めてきた関係性が伝わります。
我が子の切り替えの姿から大人の姿を振り返り、子どもからの学びとして捉えられているところがさらに素敵に感じました。子育てはいつでも親子で成長ですね。
副園長 若山 望
(「櫻」おひさま 2025年10月号から抜粋)
