グループの名前決め

宿泊保育のグループが決まり、一番初めのグループ活動“グループの名前決め”が行われました。男の子のグループはそれぞれ違う名前にすぐに決まりましたが、女の子のグループは偶然同じ名前になってしまいました。

「さあどうしましょう?」と担任、「じゃあ、こっちのグループは○○でもいいんじゃない?Tちゃんがいってたやつ~」「そうだねそうだね」「いいよいいよ」と片方のグループが違う案も上がっていたようですぐに決まりそうな様子でした。するとグループ担当の先生が「ちょっとまって、Oちゃんのお顔見て~なんかお話ありそうじゃない?」「なあに?どうしたの?」「やっぱり△△がいい…」とOちゃん。すると、もう一つのグループが「じゃあわたしたちがちがうのにする?」と相談が始まりましたが、グループの一人が「え~やだ~」と泣き出しそうです。見かねた大人が「いったん△△は置いておいて、どちらも違うのを考えるっていうのはどう?」、暫く「だって△△じゃなきゃいやなんだって」「でもさ~Oちゃんもじゃん」「そうだね~」と交わしていましたが結局違う名前も考えようということになり、その後はどちらのグループも意見が沢山上がっていました。結局それぞれ違う名前に決まり、一件落着。まさに5歳児らしい子ども達の決め方に逞しさや思いやり、各々の協調性の育ちに関心しました。

意見を活発に出す子、しばらく黙っていたけど周囲の意見を聞いてまとめるように意見する子、参加できているのかな?と気になりながら見ていた子が最後に意見し、みんなが賛成のグループ名に決まるなど、子ども達には、素晴らしい個性の認め合いがそこにあることを実感しました。素敵ですね!

副園長 若山 望
(「櫻」おひさま 2026年7月号から抜粋)