「〇〇したいの!〇〇しない!」叫び続けるT君。
「・・・・・・・」ずっと黙り込むMちゃん。
「エーン!ギャー!」泣き怒るSちゃん。
わけもなく走り回っているA君…
子ども達は自分の思うようにならない事があると、その子に出来る精一杯の方法でその思いを表現しています。こんな姿を見かけるとまずは周囲の状況を確認し、様子を見ます。そして「どうしたの?」と心配している私の気持ちを伝えてみます。4・5歳児くらいになるときちんと言葉で伝えてくれる子もいますが、分かりにくいことも多々あります。やりたかった気持ち、嫌だった気持ちに共感したり、時にはただ傍に一緒にいるだけなど、寄り添っているうちに徐々に気持ちが落ち着き話し始める子もいます。納得がいかず怒り続ける場合にはじっくりと問いたり、担任やクラスの様子など状況確認することもありますが、ほとんどは「思うようにいかないことはわかっているけれど」ということが多いようです。最後は「えらかったね!今度〇〇しようね」「うん」と切り替え気持ちが変わっていきます。泣いたり怒ったり走り回ったりしながらも時間の経過の中で自分の気持ちに折り合いをつけているようです。
生き生きと過ごす3学期、このように感じる場面が多くあります。‘‘子どもを信じ自分の気持ちには自分で折り合いをつけられるよう見守っていく” 大人の姿勢が大切なのでしょうね。
副園長 若山 望
(「櫻」おひさま 2025年2月号から抜粋)